①
以前、福岡で暮らしていたとき、
「なるほどですね。」
という相づちがあまりに一般的に使われていていて驚いた。
これが欲しいんですけど、
「なるほどですね。」
あれを使いたいんですけど、
「なるほどですね。」
このショール下さい、
「これは結婚式にも使えるからですね。」
ですねですねのオンパレード。
「そうですか」、「分かりました」、
「お客様のおっしゃってることが理解できます」、
あらゆるポイント全てにおいて
「なるほどですね。」
を利用していた。
私には違和感でしかないそれが、
現地では極めて一般的な相槌なのだった。
「なるほどですね当たり前だからですね。」

②
社会には色々な相づちがあふれている。
高知に暮らす友人は仕事場で、
「ですです。」
と言っていた。
もちろんYESの意味であることはなんとなくわかるが、
相槌にしては聞きなれない。
「ですです、の方が短くて済むやん!」
というのが彼女の言い分だけど、
確かに、"そうですそうです"と比べたら短いけど、
そうです、だったら同じだよ。
・・・・え?
それを指摘したときにはすでに
彼女の職場でのあだ名は「ですですさん」になっていた。

2014年5月19-20日
・・・会社で出会った相槌につづく・・・
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