朝ご飯(高知はモーニング文化が盛んなのです。)を食べる場所を探し、
そのまま車を走らせていると、
母の携帯に義父からの着信が。
代わりに電話をとり、
「今から犬を見に行くよ。」
と言うと、義父の様子が明らかに変わる。
「あ!俺も今ちょうど外におるき、そっちまで行くわ!」
続けて
「あ!犬の予約しとかんで大丈夫やろうか!?」
聞いていないフリをして電話を切った。
3人はまず腹ごしらえをすべく、
犬のいるホームセンターの近くにある喫茶店に集合した。
モーニングセットを待っている間も義父には落ち着きが無い。
「ちょっと電話してくる。」
どうやら犬の予約をしに行った模様。
戻ってきて、
「そのままお越し下さいって言われた。」
ホームセンター曰く、
犬は代金の1割を支払わないと予約できない仕組みらしい。
・・・
不動産じゃあるまいし!
そうして私達は3人集まったとて“犬”以外、特にめぼしい話題もなく、
義父と母がトーストと飲み物のセットを、私がヒレカツプレートを静かに食べた。
2014年12月3日

次回、犬をかう につづきます。
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