完全なネタバレを経ての感想。
ひとスクロール分くらい空けてから始めましょうか。
補:ダウントン・アビーに暮らすグランサム伯爵一家(以下、ダウントン家)と使用人たちの物語。
2025年春と夏の間にはまった海外ドラマ「ダウントン・アビー」。
一気にシーズン1・シーズン2を駆け抜けて、シーズン3を見始めた。
シーズン3・5話目で、主要人物、ダウントン一家の三姉妹であるうちの三女・シビルが、
出産後、死んだ。

悲しむ面々


そのあとも一家・使用人たち含め、もろもろあって、
最終話である第10話は通常版より15分増の拡大版、
親戚のいるスコットランドの城まで余暇を過ごしに行ったり、留守中のダウントン家でもひと騒動ふた騒動あったり、(わりと盛りだくさん。)
なんだりかんだりした末、ひと月後に出産を予定していた長女・メアリーがひと足先に旅先から家に帰ることに。
この「シーズン3」はそもそも念願の、メアリーの結婚から幕を開けたのだが、
最終話にして、そのメアリーが出産。
ダウントンアビーが迎える第2子、しかし先だってのシビルの件もあり
一家・使用人、皆が心配する中、子どもは無事に産まれる。
ホスピタルのベッドで日光を浴び、
愛を囁き、喜ぶ夫・マシューとメアリー。
その腕の中には産まれたばかりの子ども。
マシュー「屋敷に 母に時間稼ぎを頼んだ
3人だけで過ごしたくて 家族だけで」
そして帰り道、この上なく幸せな表情で空を仰ぎ、運転しながら他家族を呼ぶためにダウントン家へと戻るマシュー。
そわそわしながら家で待機しているダウントン一家の人々。
「ああ、なんて、こんな幸せなことがあるんだろうか」という表情で空を仰ぎ、運転するマシュー。
途中、向こうから対向車がやってきて、

死んだ。

・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ちょっと、死にすぎじゃないだろうか。
ひとつのシーズンで。
こんなにあっさりと、しかも、いちいち出産のたびに人がいなくなることはないんじゃないか。
時代背景のせい!!!
と自分を納得させようともしたけれど、
やっぱり何かしらのおかしさを感じて、
今まで封印してきたインターネット検索窓(少しのネタバレも見たくはなかった)へと手を伸ばす。

見た後すぐ検索をかけたので、気持ちがはみ出る検索ワードになってしまった。
"降板"だった。
過去の時代背景ではなく、
たんなる現代の降板、だった。
(うすうす、そんな気はしていた。)
「ならば、」
と、もう一人、前のいなくなった人物について(これはもう役名とドラマ名だけで)検索をかけた。
やっぱり"降板"だった。
そういうことをあまり考えたことがなかった。
最初に調べた記事の中に書かれていたのが、
“3年間の契約期間が終了し、” という一文。
そうか、連続ドラマともなると、拘束期間が長いから、そういう契約が交わされるものなのか・・・。
それにしても降板という俳優の希望でドラマの物語が変わってしまうのはもちろんしょうがないけどなんともいえない気持ちもある。
もしそれがなかったらどうなっていたんだろう。
あと、
「契約期間が設けられている」というのは、
派遣OLと同じだな と勝手に共通点を感じた。
2025年6月
\それでも有意義な時間を過ごさせてくれてありがとうダウントンアビー/
DVD | レンタル/購入して見る |
![]() | ![]() |
Amazon
楽天 Yahoo | Amazon Prime Video |
シーズン1〜6まで全てを収録したブルーレイBOX | 1話ずつ、シーズンまとめて購入などもあり◯ |
コメント