ひさびさに、きてしまった。
寝不足を伴う、あれが。
ドラマを見ることになるまでの流れ ↓ 前回
ここからが感想編です。いざ
導入
そもそもどうしてこの(パッと見)“貴族もの”であるこの
ダウントン・アビーに人気が出たんだろう? と素直に疑問に思った。
もちろん部屋の装飾や洋服のデコレーションなどの絢爛さに興味のある人もいるだろうが、
それだけで多数の支持を得られるとも思えない。
ネットで調べてみると、その理由のひとつに
貴族と使用人の世界をわけた2層構造
というのが書かれていて、
それを読んでたしかにそれぞれの世界があることや、
年代や階級などを取り扱うことで、"距離をもって"見れる、ことが魅力のひとつなのではないかと。
上流階級とそこに仕える使用人たち、
人間の心もようや状況や環境には実は近しいものが多々あるんだけども、
年代がちがう、階級の構造があることで、自分とは距離をとって楽しむ(視聴する)ことができるのだ。

勝手に納得。
あらすじや数年間を切り取った時代の背景などについては、
たくさんまとめているページがあると思うので簡単に以下
とにかく舞台はイギリス。
エドワード朝時代以降の貴族、
グランサム伯爵クローリー家(父・母・娘三人)とそこで働く使用人たちの日々を描く。
「ダウントン・アビー」はそんな皆の暮らす、大邸宅の名称。
時代は、1912年(シーズン1)〜1925年(ファイナルシーズン6)、映画版は1927年(1)、1928年(2)。
時代背景も如実に影響してきて、楽しめます。
シーズン1を見ていて思ったこと。
○ バランスがいい。
なんだろう、バランスがいい!
というのが一番で、最初に抱いた感想。
たとえば、何か事件や、落ち込むことがあっても、(大きさにもよるけれども大抵は)それを引きずりすぎない。
小~中くらいまでのことなら次の次の日か、はたまた次のシーンにはけろっとしていたりする。
いわゆる“ドロドロ”具合も、(あくまで私が今まで見てきたドラマとの比較になってしまうが、)
“し過ぎて”いない。必要そうなものはある程度持続させて、そうでないものはそれなりに切り上げている。
あと、すごいいがみ合ってる人たちが、仕事中ふつうに会話しているシーンもあってそこも好き。

○ ほんとにいそう。
登場人物、その誰一人とっても、
本当にいそうなのだ。実在しそう。
(ドラマって本来そういうものでは?
という意見もありますがこのさい置いておいて)
登場人物一人一人に、深みがある。
俳優が、上手いんだろうか・・。
いくら悪いといえるようなことをしている人にも人生が感じられる。
ドラマを見始めて、
今まで、何がしかの映画なりドラマの感想で、

ヒール役にも人間性が見え、楽しめた!
というような内容を読んだことがあるけれど、
私はこのドラマを見て初めてそれを感じた。
対立する人間は露骨にいるはいるけれども、
あまりに露骨だからか、しっかりと生きているという感覚。

( 露骨な二人 )
家族、恋愛、仕事、人間関係、嫉妬、悩み、
そういう今まで人間の抱えてきたようなこと全てが、
登場人物に絶妙に分散されている。
結果、私はこのドラマを見続けている(現在シーズン2。)。
シーズン2を見て。
もしかしたら最初に好感をもった「バランスのよさ」は、
その登場人物の多さにも関係しているかもしれない。
シーズン1からシーズン2にうつった時、
メニュー/トップ画面の人数の多さに驚きます。
※ これが、

これに。

(*ちなみに私は、映画(1)はアマプラ、ドラマはDVDをチョイス)
現在進行形の"悩み"あるいは"秘めごと"は、ひとつやふたつじゃ終わらない。
一人一人がしっかりと描かれているからこそ、
話題は分散され、飽きることなく次が楽しみになる。
結
そんなこんなで、今、ダウントンアビーにはまってるよ!
という話でした。
おまけ
会話における}ユーモアもちょうどよいです。
たとえば 1:
海外から来たある人物の死を悲しんでいる長女について祖母(演:マギー・スミス!)
「外国人が死ぬたびに落ち込んでいたら、」

「新聞を開くたび気絶するわ」
たとえば 2:
かたや使用人たちの空間にて。
ある男性にひかれている見習い女子が舞い上がり、
「彼って機敏!
スポーツ選手になれたかも」
と言うと、そこにいた人から
「どんなスポーツ?」

↑ちなみにどれもシーズン1。

この記事を書くにあたり、映画版第3弾の公開が2025年9月に控えていることを知りました。!
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