思い出した。
一昨日、思い出せないで書いた月曜日火曜日のことを
親とお茶して帰ろうと立ち上がったときに思い出した。
(だからこれは、4/21か22の日記になります)
月曜日だったか、火曜日だったかは思い出せないけど、
以前暮らしていたときにはまだなかった、
新しめのカフェに足を運んだんだった。
少し調べ物がしたいな〜 でも 家ではいまいちやる気がでないな〜 な案件があったので、
Wi-Fi完備のカフェを調べて、そこが出てきた。
すでに「エスプレッソがおいしい!」などと
口コミで書かれていたし気になっていたお店だったので、
また徒歩約30分、パソコンやノートやふで箱など入れたリュックを背中に、歩いて行った。
きれいな店内で、壁側の席は等間隔でぽつぽつ埋まっていたので、
中央部に大きく構えられたテーブルのうち奥の方、レジやカウンターに近い方の席に荷物を置き、
カプチーノを注文した。
セルフの水をとり、リュックから
大きいA4サイズのノート、パソコン、ふで箱をとりだし、
腰掛けているとカプチーノがやってきた。
おいしい。
パソコンを開き、Wi-Fiに接続する。
持ってきた冊子も開き、読もうとしていると、
入口から、男性2人が入ってきた。
カプチーノ、おいしい。
でも、気になることがある。
背後で、さっき入ってきた男性と店員さんが楽しげに喋っている。
皆はしゃいでおり、距離も近い席のためわりとうるさい。
もういっこ、レジではなく入口に近い方の丸テーブルに移動しようか、
と、少しだけ荷物の移動を始める。
しかし視線を漂わせばさらに人が増えていて、
背後のレジの方からいったいどこから降って湧いたのかわからないカメラを持った男性が現れ、
しばらくすると入り口に一番近いソファ席に向かい合って座る若い男女が登場した。
どうやら、
店内で何かの撮影が行われるらしい。
よりによって、初入店(私の)の今日。撮影が。
・・・これって一種の引き寄せかな。
とか思いつつ、
店内中央あたりで
うろうろしているカメラの男性に、
「あの、すみません、どこで撮影するんですか?」
と聞いてみた。
この先、
撮影場所がいちばん騒がしくなるスポットになるだろうと踏んで、
そこから自分の座る席を逆算しようと考えたのだ。
「あ、あそこです。」
キャメラマンは男女のいるソファ席を指差した。
「あ、そうですか。ありがとうございます。」
なら今荷物を移動した席はいちばん近いから却下。
さっそく移動したばかりのノートたちをまた移動させよう、
すると食いつくようにキャメラマンは言った。

問題はそんなことじゃない。
「あ、はい。」
「それで、」
まだ続きがあるのか。

・・・・・・。
私がその(ノートを置いたばかりの)ソファ席に近い丸テーブルに座ると見越してカメラは言っている。

人がいてくださると、あの、本人を認証できるようなお顔とかは写さないので、肩だけでも入っていただけると、ほんとすご~くありがたいんですけど~

「よろこんで!」
とでも言うとでも??
私が、写り込みたいから
撮影場所を聞いたとでも思ったか
あはははは〜
と弱く微笑みながら席を壁側に移動した。
2025年4月
(実際、写り込むには不自然なヘアスタイルをしていたと思う。)
コメント