人に聞けない。
隣の人に、質問できない。
直属の上司が全ての業務を判って、全てを教えてくれたらよい。
「でもこの件に関しては知らない。」とかって言う。
「引き継ぎの資料でなんとかしてください。」とかって言う。
でも私、分からない。
引き継ぎのエクセルの資料だけではカバーできないこと、やっぱり出てくる。
だけど、聞けない。
隣の人に、聞けない。
「これはどこにありますか?」
「これはこういうことですか?」
「これはペンですか?」
まるで英会話だ。簡単なことも聞けない。
分かってはいる。こういう場合、 自分から飛び込んでいくことが大切なのだ、と。
問題は「勇気」だ。しかし大量の勇気がいる。
カルロスゴーンはすごい。
“競争相手がたくさんいることが幸せ” とまで言っている。
私は競争以前の問題だ。
競争してもいない相手に質問さえできないのだから。
結果、固まる。顔がムッとする。困っているからだ。
それを周りはどんな風に思っているのだろう。
“できる女”に見えているのだろうか。
あの人は一人で何でもできるのだなぁ、とでも? まさか。
真意は質問されることもないから分からない。

2014年2月18日
(( 2025年現在、多分周りは何も思っていなかったということがわかる。 ))
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