娘たちのタロット占

親戚の子供が育つのは当たり前といえば当たり前だが、

それでも、あんなに小さかった（ように見えた）親戚の娘っ子ちゃんから
エントリーシートの相談を受けた日にはもうなんとも言えない、
言うならば感慨深いような気持ちになって、それと同時に
当時、こっそり書いたエッセイがあったことも思い出し、
上げる場所がなかったので今だ！ということで上げてみます。

はとこ* のご友人にタロットカードで占ってもらった。電話ごしに。
私の恋愛の結果はあまりによろしくないのでここに書くのは本意ではない。

今回、タロットの人の住む北九州に、
はとこの子供二人も同行していたようである。
二人は小学生。
将来のことなどについて占ってもらい、
体を傾け真剣に聞いていたそう。

姉のランちゃん（小４）は、
自分の将来のことについてだけ占ってもらった。
帰りの車の中で、はとこが
「あんた、なんで恋愛は占ってもらわんかったん？」
と聞くと、
「だって〜、嫌なこと言われたら、嫌じゃない？」
とのこと。
おっしゃる通りだ。
恋愛で嫌なこと言われてしまった私の、身にしみる。

妹のリノちゃんは将来について、占い師から
「人の奉仕をする仕事がいいかも、警察官とか、弁護士とか。」
と言われて、
「け、い、さ、つ・・・べんご、し・・」と、
一生懸命手元のメモ帳に書き込んでいたという。
はとこが電話ごしにそのリノちゃんの書いたメモを読み上げてくれる。
　
「人のためになるしごと。
　けいさつかん、べんごし、さいばんかん、など。
　ただし、いや。」
　
ただし、いや、というのはもちろん、
本人にやりたい意思はないということだ。
占いに左右されない意思をメモするなんて、すでに立派。

また、リノちゃんに至っては、そのメモ帳に
聞きたいことを事前にメモしていたようで、
最後にそれを記しておく。
　

ききたいこと
① ともだちのこと
② しょうらいのこと
③ すきな人のこと
④ オクラの花がひらくかどうか

　
オクラの花が開くかどうかについては、時間的に占いは及ばず、タロットカードはめくられず、オクラの花は未だ開かず、
これからオクラがどうなるかはオクラとリノちゃんにかかっている。
　

2011年（!!）7月か8月

＊ はとこと思っていたけどはとこではなかった。
正しくは娘の方が「はとこ」という関係にあたるらしい。
親戚の呼び名ってじゅうてつとかてっそんとかなんかどんどん仰仰しくなるから
ある時からもうないことにした。
　

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それにしてもタロットやオラクルといった類のカードはかわいいなあ

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