初めてのアフターファイブは、とても楽しかった。
前回 のつづき
ーーダイジェストーーー
初めてのアフター5は、
海猫沢めろん×西加奈子トークセッション
「頑張って生きるのが嫌な人のための本(大和書房)」刊行記念対談
定時で上がった私は、神保町/三省堂書店へと向かう。
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初めてのアフターファイブは、とても楽しかった。
というか、そこに、今まで読んだ作品を書いたその作家が、
今、そこにいて、見える、ということに私は前半30分、
トークどころではなく、感無量で泣きそうだった。
壇上の2人は今日、
『頑張って生きるのが嫌な人のための本』刊行記念対談にふさわしく、
出版されたばかりのその本に関連することを話していた。
精神的な病とか、自殺とか、それを防ぐために何ができるかとかそういうこと。
しかし全然暗くない。
内容は常に前向きに進んでいた。
お2人は関西ご出身。
「ななめ上から見る」ことができれば、
何かつらいことがあった時、耐え得る、あるいは乗り越えることができるのではないか、
という話が出た。
西さんは「めっちゃ泣いてる時、鏡見たりしいひん?」と言った。
私は一番後ろの席にいながら、うなずいた。
「そう考えたらキリストとかって、めっちゃ“もってる”よなー!」
と西さんは言って、
「だって、「オレ、処女から生まれてんでー!」とか、
「石、投げられてんでー!」って言えるやん。」
・・・キリストが、大阪人だったら、めっちゃもってる、、。
(やっぱり西さん、すごい!!)
私は先々週末に会った友だちの友だちの言ってたことを思い出してた。
出会ってわずかの彼女に、今までの仕事のことを聞いていた、
「前の仕事はさ、3ヶ月で終わっちゃったんだ。」
という彼女に
「なんで?」
と聞くと
「もう会社が存続の危機になっちゃって。」
と言う彼女に
「なんで?」
と聞くと
「いや、3人くらいの小さい会社だったんだけど、
そのうちの1人の女の人が、会社をめちゃめちゃにしちゃって。」
・・・・・・・。
“一人の女の人が、会社をめちゃめちゃにする” 。
すごい。
フェミニズム運動も真っ青だ。
パワー底知れない。
人間版GODGILLA、人間版MOSRA。
でも、その場の当事者達はきっと「大変」なのだ。
でも、傍から聞いたらただの「すごい」話なのだ。
ななめ上から見れるから。
私にその話をしてくれた彼女は、その頃よりは大分落ち着いたのだろうか。
流れる日常はどこから見ても自由。
角度によっては赤から青へ表情を変える。
そして「ななめ上」で私が思ったのはもう1つ。
このブログのことです。
今日も読んでくれて、ありがとう。

2014年2月27日
この絵は買ったばかりの水彩色鉛筆で描きました。
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※ 水筆もあると便利。
せっかく買ったばかりの水彩色鉛筆なのに、慣れた黒系を使う・・・
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