上司は自分なりの冗談を言う。
だが、それがあまりに「自分なり」すぎて、
私は真面目に受け止めてしまう。
そんなことが日々、多々ある。
— 2014年10月9日 —
今日も近くにある営業所に移動しながら、
高架下を通り過ぎるところ、上司が言った。
「あそこに友達がいたんですけど、いないなぁ。」
「昔からのお友達ですか?」
そう聞くと、上司は慌てて
「じょ、冗談ですぅ。
ホームレスがいたんですけどいなくなったんでぇ。」
と言った。
ホームレスのことを言っているのは分かっている。
しかしそれが友達でない可能性など計ることはできないだろう。
私は私の名誉のために、
「公園でテント生活をしていた友達がいたので。」
と本当の話をした。
そうやって考えても、やはり分かりづらい冗談だ。

どうせなら冗談のときには札をあげてほしい。
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