私が言いたいことが言えなくなった理由


2度目の外出中、
春になると桜がきれいだという通りから2本外れた通りを歩きながら、
上司に

「女の人は少しでも仕事を多く回したりするとねたんだり〜、やっかんだり〜、
 だから仕事を頼むのも大変ですよぉ。
 そういうの、ないですかぁ?」

と聞かれた。

「ないですね。
 ないから理解もできません。」

と答えた。

こんなにキッパリ言えたのは、人の受け売りだからで、
それは5年程前に遡る。
 

============== 以下、補足 ==============


一度止まったブログを、再開しようと思ったのが2021年のことで、
その時に初めてアップしていないメモを含めてブログを振り返りつつ思ったのが、

当時のノートから
(そのときのノート)

“ 自分のブログの前半を読んで、驚いた。
恐ろしい程、気を使っていたからだ。 ”

すんごい気を使っている

と、いうこと

そしてブログの引っ越しを込め、新しいHPをつくった今、
当時書いていて書き直したりしてでも結局アップしなかったふたつの記事を
ここで登場させようと思います。
 

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大人のいじめ

当時、とある職場で私は初めていじめ(っぽいもの)にあった。
こっちを見ながら女の人達がヒソヒソ言っていたり、
誘われた飲み会を当日になって、
やっぱりあの人が行くことになったからあなたは行かない方がいいと断られたり、
よく分からないことが続き、
それでも他の楽しいこともあるからと続けていたが、
しまいには課長に呼び出され、
「あなたの足音がうるさいという苦情が出ている。」
と言われた。
体重50kg前後の私が出せる足音など知れている。
そこに気づかなかったのかはともかく、
課長にまで迷惑をかけるのなら
辞めた方がマシだと思った。

疲れた私は一人旅に出た。(今考えたら貯金しとけばよかったと思うけどともかく)
行き先はまだ行ったこと無い場所ということで沖縄。
水族館に行ったり、一人でカップルだらけのダイビング体験に参加したり、
レンタカーで大好きな清水ミチコCD聞きながらハイウェイ飛ばしたりして最終日、
入った飲み屋の店主に、それとなく当時の職場のことを話したのだ。
すると彼は言った。

「理解できないことを理解しようとしなくていいよ。
 理解できたらその人と同じになっちゃうじゃん。」

なるほど。
と私は思った。

分からないことは分からないままでもいいのか。

当時、そんなことを私は知らなかった。
小中高と嫌なことはあっただろうが理解できないことはなかった。
いじめられかけても何故か理解できない程ではなかった。
分からなければとことん話せる場があったし、
それに付き合わない者はいなかった。
つまりは真っ直ぐしていた。
しかし、大人になって、会社という場所に入るとそこに
「仕事」という負荷がかかる。
会社における一番は「仕事」である。
だけどみんな「人間」なのだ。
そのことは仕事をやってる上で忘れがちになるけれども変わらない。
実は高校の頃からも変わらない。
変わらないものが確実にあるから歪みが起きる。
仕事というものに誤解があると尚のこと起きる。

真っ直ぐであるかどうか。たまに私は自分に尋ねる。

もちろんその職場をやめるまでには5時間程謎の説得があったり、
職を変えた後も楽ばかりではなかったけれど、
今、その時のおかげで対応の範囲が広がっている。

無駄なことはないとかそういう話ではなくて、
 

特に高校を出てから分からないことのオンパレードで、
その度に私は出来る限りその場あるいはその人にそぐうようにしてきたのだが
それにも限界があった。
それこそ50kgの足音と同様にその場で変えられることなどたかが知れているのだった。
 

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