トーク to ハーズ(Aさん編)


今日は出勤してすぐ、隣のAさんに話しかけてみた。

「Aさん。 この、ダンボールの端に
 荷物置かしてもらってるんですけど、大丈夫ですか?」

Aさんと私のデスクの下、
ちょうど間のところに細長い段ボールがある。
その向こう半分にAさんが荷物(カバンやらお弁当やら本やら)を置いているのを見た私は、
勤務3日目くらいからそっと、
自分に近い方の段ボール箱の隅に荷物を置いていたのだ。
その断りをいつかAさんに入れたい入れたいと思いつつ、
タイミングを計ってはくじけるの繰り返しだった。

聞くとAさんは「あーいいよー!
また開ける時は言うわ。」

と言った。
開けるのは段ボールのことで、
この段ボールの中にいつか出される何かが入っている事実に私は少し驚いた。

「下に置くのも嫌だもんねー。」

Aさんが更に会話をつなげてくれたので

「はい〜。」

と私はカバンを下に置いたところを連想させる苦い顔つきで答えた。

「あっち(更衣室)に置くのもねぇ?」

ねぇ?
と言われてまるで答えを求められているような心持ちになり、

アンサー:「・・・遠いですよねぇ?」

と答えると、

「そうだよねー!」

と返ってきて正解だと言われた気持ちになり微笑む。

「面倒くさいよね〜。
箱とか置いちゃってもいいかもね。」

せっかく続いている会話をここで止めたくない思いに押されて、

「でもそうなるとどんどん動かなくなりそうですね。」

とか言ってみる。

「あ〜全部届くところに置きたいよね。」

言ってくれるから嬉しくなって

「TVのリモコンみたいに!」

と言ってみたがそれにはもう何も返ってはこなかった。

リモコンとそれを見る人

明日からまた、静かに仕事と想像に徹しようと思う次第です。
 

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