わたしは驚いた。
とても驚いていた。
東京に出てから最初にしたアルバイトは居酒屋のホールスタッフだった、
その次が、今は多いけど当時はまだ数店だった(印象の)お茶漬け屋のホールスタッフ、
合間に試食販売の日雇いなどをはさみつつ、大学卒業間際に知り合いの紹介(←これに憧れてもいた)で入ったのが編集プロダクションの雑務。
並行してルームサービスのバイトをしたりして、一度地元に帰ることになる。
それから少し引きこもったりしたが、
外に出たい気持ちがむくむくとしてきて開いたバイト情報誌にあったのが
映画館のプロジェクタースタッフ。
その次ははじめての公務員職場でも働いた。
その後もいくつかの職業を経て、再度、
東京に出、これまたはじめての派遣会社に登録し、
入社したのが今振り返っている、
1社目の会社。
何に驚いたかって??
静けさ。
会社全体のことはすでにぼんやりとしてきてはいるけど、
目先の、私のいる、部署の静けさは今もはっきりと聞こえる。
こんなに、誰も、喋らないんだ、
ということが意外で初回でおったまげていた。
聞きたいことが聞けなかった理由もあるにはあるけれど、
それはまた
2025年3月9日

東京の、とある駅のそばにある、高い建物の中の数階に位置する、
会社、THE・オフィスというところで働いたのも初めてだったけれど、
「こんなに誰も、喋らないの!?」ということがとにかく驚いた。

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